半年前の健康診断で、私のPSA値が3.9で要観察とされていたため、たまたまの変動かと思ってあまり気にしていませんでした。しかし、半年後の検診で再度PSA検査を実施したところ、値が6.5に上昇していることが判明し、精密検査の紙が手元に届きました。この変化に不安を感じ、慌てて泌尿器科を受診することに決めました。そして、どのような事を実施したかお知らせします。
PSA検査
- PSA検査は前立腺がんを早期発見するための有用な検査です。
- 血液中のPSA値を調べ、前立腺がんの可能性を評価します。
- 一般的な基準値は0~4 ng/mLですが、年齢によって異なることもあります。
- PSA値が4~10 ng/mLの「グレーゾーン」では、がんの発見率が高まります。
- PSA値が10 ng/mL以上の場合、前立腺がんの強い疑いがあります。
直腸診
- 医師が肛門から指を挿入して前立腺の触診を行います。
- 前立腺の硬さや形状、異常があるかどうかを評価します。
- がんの広がりや転移の有無も判断できます。
肛門に指を挿入されるので最初は結構違和感を感じましたが、無理にでもリラックスしたほうが違和感を感じにくくなりスムーズに検査が進みます。
経直腸的前立腺超音波検
- 肛門から両足を大きくあげた体位(砕石位)になって、肛門から超音波の機械超音波の機械を挿入して、前立腺の大きさ、形態を調べる検査です。所要時間 約5分から10分ぐらいで終了しました。
前立腺生検
- 前立腺がんの疑いがある場合、最終的な診断のために行われます。
- 超音波画像を使いながら細い針で前立腺組織を採取します。
- 生検でがんが発見されなかった場合でも、PSA検査を継続し、再生検が必要になることがあります。
前立腺生検の日帰り検査では、前日から感染症予防の錠剤を夕食後に服用し一週間飲まなければなりません。検査後は午後4時まで止血剤などの点滴を受けました。検査は昼12時に行い、午後4時に最後の先生の診察を受け、翌日に再度診察を受ける流れでした。前立腺生検は肛門から器具を挿入しての検査でしたので、痛みはあまり無かったけれど、かなり汗だくになりハードな検査でした。
ただ、前立腺生検を受ける前に最近保険適用となった”S2,3PSA%検査”というのがあるそうです。こちらを実施してからでも遅くはないと個人的には思います。
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